群馬クリティカルケア研究会を開催しました!

平成29年11月25日(土)、高崎市のニューサンピアで第10回群馬クリティカルケア研究会が開催されました。
群馬クリティカルケア研究会は、主に群馬県内の救急・集中治療領域に従事する医療関係者を対象に、毎年度開催されています。

今回は当センターの大嶋清宏教授が当番幹事を務め、「外傷診療」をテーマとして、講演・パネルディスカッションなどが行われました。

午前中は「外傷診療の流れを知る!~現場からICUへ繋ぐ命~」と題して、病院前救護から、ドクターヘリ、外傷初期診療・看護、外傷外科そして集中治療管理など、各職種の立場から外傷診療の一貫した流れを捉える講演が行われました。

昼食時には主に看護師向けのエコーのハンズオンセミナーが開催され、エコーの基礎から下大静脈・膀胱エコーを中心とした日常看護でも実践できるような実習を行いました。

午後にはBasic Lectureが開催され、救急疾患が多い脳神経外科及び循環器内科、及び近年注目されているPOCUS(Point of Care Ultra Sound;救急集中治療やプライマリケアでの超音波検査)について講演が行われました。

最後に「多職種による早期回復への支援」をテーマにパネルディスカッションが行われ、医師・薬剤師・歯科衛生士・理学療法士・臨床工学技士・看護師の各職種の立場から重症患者の早期回復に向けた取り組みを発表、議論が行われました。

当日はこれまでの群馬クリティカルケア研究会でも過去最高の参加者が来場され、外傷診療への関心の高さが伺えました。
群馬クリティカルケア研究会は来年度も開催予定ですので、救急・集中治療に関わる医療関係者の皆様は次回以降もご参加頂ければ幸いです。

AHA-RESSに参加しました!

平成29年11月11日~15日、アメリカ合衆国・アナハイムで行われたAmerican Heart Association-Resuscitation Science Symposium(AHA-RESS)に当センターの青木誠先生が参加しました!
青木先生は今回の発表で若手研究者に贈られる「Young Investigator Award」を受賞されています!

以下、青木先生からの報告です。

皆様、こんにちは。救急医学の青木です。

今回、アメリカ心臓学会-蘇生科学シンポジウム(AHA-RESS)に参加して参りましたのでご報告させて頂きます。

私は昨年も参加しましたが世界最大の学会とも言えるAHAに、今回も演題が採択されたため発表をして参りました。

さらに今回は幸運なことに「Young Investigator Award(YIA)」という若手研究者賞を頂くことができました。
YIA受賞と同時に、ポスターではなく口演での発表が決まり、ダブルで嬉しい結果になりました。

内容については日本外傷学会のデータを用いて、外傷出血性ショックに対しての昇圧剤使用について検証しております(詳細については論文化をお待ちください(笑))。

本会には国内からも多くの先生が参加されておりました。
学会中は共に研究の話題、将来について語り合い大変activateされました。

世界の舞台で輝こうとしている友人や先輩たちに出会い、それぞれが自分の可能性に挑戦し新たな世界に飛び込んでいこうとしていると感じました。

世界は広い、でもけっこう近いとこにあったりする気がしたAHAでした。

群馬県救急医療懇談会に参加しました!

平成29年9月10日、太田市社会教育総合センターで開催された第25回群馬県救急医療懇談会に当センターの医師・看護師スタッフが参加しました。

群馬県救急医療懇談会は群馬県内の医療・行政機関で救急医療に携わる医師、看護師、救急救命士など多職種の医療関係者が集まり、日常診療や研究活動について報告し、議論を行う学術集会です。

当センターからは大嶋教授がパネルディスカッション「在宅医療と救急医療」に参加し、一色先生が熱傷治療の症例報告、青木先生が外傷に関する研究活動について、発表しました。また、鈴木看護師が災害時における当センターの医療体制について、蟹和看護師は消防との外国人対応研修について、報告を行いました。

当日は群馬県内医療・行政機関の救急医療関係者が多数参加していることもあり、日頃よりも深い交流や救急医療に関する議論を行うことができました。こうしたことの積み重ねが日常診療において、医療・行政機関同士の連携に繋がっていくのではないかと考えております。

今後も当センタースタッフは、こうした学術集会に積極的に参加し、より良い救急診療を行えるよう努力していきます。

日本救急医学会 研修医・学生セミナーに参加しました!

平成29年7月15日、TKP御茶ノ水カンファレンスセンターで開催された日本救急医学会主催の「第6回 臨床研修医・医学生のための救急セミナー」に澤田悠輔先生がスタッフとして参加しました。

以下、澤田先生からの報告です。

澤田です。
平成29年1月より、日本救急医学会 学生・研修医部会設置運用特別委員会の委員を務めております。

このたび、同委員会が主催する「臨床研修医・医学生のための救急セミナー」にスタッフとして参加しました。

本セミナーは救急医学に興味のある臨床研修医および医学生を対象としており、クイズ大会とワークショップを通して、救急医学の魅力を伝えることを目的としています。

クイズ大会では、外傷・集中治療・ERの3つをテーマとして、症例をベースとしたクイズに各チームで取り組みます。

私も1チームのファシリテーターを担当しましたが、非常に熱心にクイズに取り組むチームで見事優勝することができました!(優勝賞品は代表理事のサイン入り「救急診療指針」でした!私も欲しい笑!)

ワークショップでは、「救急医のキャリアパス」をテーマに、施設や経験年数、スペシャリティの異なる救急医の先生方からの講演と受講生からの質問がありました。

プロフェッショナルな救急医が、ERやICUから、手術室、病院前救急(ドクターカー/ドクターヘリ)、災害医療、さらには研究や教育など多彩な面で活躍をしていることがよく分かるワークショップでした。

スタッフとしての参加ではありましたが、本セミナーを通して自分自身としても改めて救急医学の魅力を学ぶことができたように感じました。

救急科専門医は全国に4302名(2017年6月8日現在)いますが、まだまだ救急医が足りているとは言い難い状況です。

こうしたセミナーを通して、救急医を目指す学生・研修医が増えてもらえるよう、今後も微力ながら活動して参りたいと思います。

本セミナーは来年度も開催予定です。こうしたセミナーの情報は、日本救急医学会が作成している「救急医を目指す君へ」HP (http://qqka-senmoni.com/)に掲載されています。

救急医を目指す学生・研修医の皆さんはぜひ「救急医を目指す君へ」HPを御覧ください。(当センターの青木先生、村田先生、市川先生、澤田の記事も掲載されています。)

日本臨床救急医学会に参加しました!

平成29年5月26日(金)~28日(日)、東京ビッグサイトで開催された第20回日本臨床救急医学会総会に当センターから大嶋清宏教授、萩原周一講師、青木誠助教、市川優美医員、澤田悠輔医員が参加しました!

今回は、それぞれ以下のような参加内容でした。

大嶋教授:評議員会、ポスター発表座長
萩原先生:評議員会、シンポジウム「高齢者呼吸器感染症患者の侵襲的治療希望予測モデル」
青木先生:口演発表「心肺停止症例の来院時体重と予後に関する検討~最も予後の良いBMIは?~」
市川先生:ポスター発表「経口避妊薬が原因と考えられた門脈血栓症の一例」
澤田先生:ポスター発表「2 型呼吸不全の発症を契機に診断された頭蓋底陥入症の1 例」
(ポスター写真は内容保護のため、一部加工しています。)

日本臨床救急医学会は医師だけでなく、看護師や救急救命士、薬剤師など多職種が参加する学会であり、救急医療を取り巻く幅広い視点からの発表が多いことが特徴です。

救急医学は特にチーム医療が求められる領域であり、多職種間の連携の必要性を改めて実感する発表内容が多いように感じました。

帝京大学・坂本哲也先生の会長講演は、約30年間に亘る日本の心肺蘇生の歴史についての非常に印象深いものでした。日本の心肺蘇生の第一人者である坂本先生をはじめ、救急医学の先人である先生方が如何にして、蘇生学の発展に努めてきたかを感じる講演内容でした。

5~6月は例年救急領域に関係する学会が連続して開催されます。こうした学会活動を通して学んだことを活かし、日々の日常診療をさらに高めるために、教室員一同、今後も努力していく所存です。


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