群馬県救急医療懇談会に参加しました!

平成29年9月10日、太田市社会教育総合センターで開催された第25回群馬県救急医療懇談会に当センターの医師・看護師スタッフが参加しました。

群馬県救急医療懇談会は群馬県内の医療・行政機関で救急医療に携わる医師、看護師、救急救命士など多職種の医療関係者が集まり、日常診療や研究活動について報告し、議論を行う学術集会です。

当センターからは大嶋教授がパネルディスカッション「在宅医療と救急医療」に参加し、一色先生が熱傷治療の症例報告、青木先生が外傷に関する研究活動について、発表しました。また、鈴木看護師が災害時における当センターの医療体制について、蟹和看護師は消防との外国人対応研修について、報告を行いました。

当日は群馬県内医療・行政機関の救急医療関係者が多数参加していることもあり、日頃よりも深い交流や救急医療に関する議論を行うことができました。こうしたことの積み重ねが日常診療において、医療・行政機関同士の連携に繋がっていくのではないかと考えております。

今後も当センタースタッフは、こうした学術集会に積極的に参加し、より良い救急診療を行えるよう努力していきます。

日本救急医学会 研修医・学生セミナーに参加しました!

平成29年7月15日、TKP御茶ノ水カンファレンスセンターで開催された日本救急医学会主催の「第6回 臨床研修医・医学生のための救急セミナー」に澤田悠輔先生がスタッフとして参加しました。

以下、澤田先生からの報告です。

澤田です。
平成29年1月より、日本救急医学会 学生・研修医部会設置運用特別委員会の委員を務めております。

このたび、同委員会が主催する「臨床研修医・医学生のための救急セミナー」にスタッフとして参加しました。

本セミナーは救急医学に興味のある臨床研修医および医学生を対象としており、クイズ大会とワークショップを通して、救急医学の魅力を伝えることを目的としています。

クイズ大会では、外傷・集中治療・ERの3つをテーマとして、症例をベースとしたクイズに各チームで取り組みます。

私も1チームのファシリテーターを担当しましたが、非常に熱心にクイズに取り組むチームで見事優勝することができました!(優勝賞品は代表理事のサイン入り「救急診療指針」でした!私も欲しい笑!)

ワークショップでは、「救急医のキャリアパス」をテーマに、施設や経験年数、スペシャリティの異なる救急医の先生方からの講演と受講生からの質問がありました。

プロフェッショナルな救急医が、ERやICUから、手術室、病院前救急(ドクターカー/ドクターヘリ)、災害医療、さらには研究や教育など多彩な面で活躍をしていることがよく分かるワークショップでした。

スタッフとしての参加ではありましたが、本セミナーを通して自分自身としても改めて救急医学の魅力を学ぶことができたように感じました。

救急科専門医は全国に4302名(2017年6月8日現在)いますが、まだまだ救急医が足りているとは言い難い状況です。

こうしたセミナーを通して、救急医を目指す学生・研修医が増えてもらえるよう、今後も微力ながら活動して参りたいと思います。

本セミナーは来年度も開催予定です。こうしたセミナーの情報は、日本救急医学会が作成している「救急医を目指す君へ」HP (http://qqka-senmoni.com/)に掲載されています。

救急医を目指す学生・研修医の皆さんはぜひ「救急医を目指す君へ」HPを御覧ください。(当センターの青木先生、村田先生、市川先生、澤田の記事も掲載されています。)

日本臨床救急医学会に参加しました!

平成29年5月26日(金)~28日(日)、東京ビッグサイトで開催された第20回日本臨床救急医学会総会に当センターから大嶋清宏教授、萩原周一講師、青木誠助教、市川優美医員、澤田悠輔医員が参加しました!

今回は、それぞれ以下のような参加内容でした。

大嶋教授:評議員会、ポスター発表座長
萩原先生:評議員会、シンポジウム「高齢者呼吸器感染症患者の侵襲的治療希望予測モデル」
青木先生:口演発表「心肺停止症例の来院時体重と予後に関する検討~最も予後の良いBMIは?~」
市川先生:ポスター発表「経口避妊薬が原因と考えられた門脈血栓症の一例」
澤田先生:ポスター発表「2 型呼吸不全の発症を契機に診断された頭蓋底陥入症の1 例」
(ポスター写真は内容保護のため、一部加工しています。)

日本臨床救急医学会は医師だけでなく、看護師や救急救命士、薬剤師など多職種が参加する学会であり、救急医療を取り巻く幅広い視点からの発表が多いことが特徴です。

救急医学は特にチーム医療が求められる領域であり、多職種間の連携の必要性を改めて実感する発表内容が多いように感じました。

帝京大学・坂本哲也先生の会長講演は、約30年間に亘る日本の心肺蘇生の歴史についての非常に印象深いものでした。日本の心肺蘇生の第一人者である坂本先生をはじめ、救急医学の先人である先生方が如何にして、蘇生学の発展に努めてきたかを感じる講演内容でした。

5~6月は例年救急領域に関係する学会が連続して開催されます。こうした学会活動を通して学んだことを活かし、日々の日常診療をさらに高めるために、教室員一同、今後も努力していく所存です。

日本外傷学会に参加しました!

平成29年6月2日(金)、パシフィコ横浜で開催された第31回日本外傷学会総会・学術集会に当センターの青木誠先生、市川優美先生、当院研修医の福島一憲先生が参加しました。

市川先生は「肋骨骨折、胸腰椎圧迫骨折から脂肪塞栓症を発症した一例」をポスターセッションで報告しました。

また、福島先生は、当科で研修中に経験した「コイル塞栓術により救命し得た外傷性内胸動脈損傷の一例」について、研修医セッションで報告しました(青木先生、市川先生が指導しています)。

外傷診療においてはJATEC(外傷初期診療ガイドライン)が普及し、診療の標準化がはかられたことで、本邦の外傷の治療成績は改善しつつあります。

一方で、外傷手術や重症頭部外傷の領域では、コンセンサスが得られていない部分もあり、学会内でも議論がなされています。

会場ではどのセッションでも熱いディスカッションが行われており、大変勉強になりました。

日本IVR学会に参加しました!

平成29年5月18日(木)、岡山県岡山市で開催された第46回日本IVR学会総会に当分野の青木誠助教が参加されました。

青木先生は、救急医でありながら、IVR(Interventional Radiology; 画像下治療)も専門としています。

以下、青木先生からの報告です。

皆様、こんにちは。救急医学の青木です。
今回、岡山市で開催された日本IVR学会総会に参加致しましたのでご報告致します。

IVR学会は、私が本学の放射線診断核医学分野でIVR研修を行ってから毎年参加している学会で、自分にとって非常に大切な学会の一つです。

今回、私はポスター発表で「動脈塞栓術で止血困難であった産後の危機的出血症例の検討」という演題で発表して参りました。

産後出血は以前から救急医として主に外来診療に携わってきましたが、IVRを学んでからは実際に自分でIIVR治療も行っている大変関わりの深い疾患です。

産後出血に対してのIVRの有効性は今日では確たるエビデンスが存在していますが、やはり一定の割合でIVRを行っても止血が難しく子宮摘出を要する症例が存在します。

本発表で、IVRでの止血が困難な症例について、関与する因子を検討しました。個人的には過去の報告にも存在するように、凝固障害(DICの程度)等が強く関与するしているのではないかと考えておりましたが、今回の検討では卵巣動脈からの出血の関与がIVRでの止血困難に最も関与するということが分かりました。そのため、IVRで最初に行う大動脈造影での所見が重要であるとの結語となっています。

本学会ではその他にも救急領域のIVRについて、外傷等中心に多くの事を学ぶことができました。救急医が行うIVRについては今後一定の質を担保することが重要になってくると思われます。

私自身は現在もIVRの技術を群馬大学で学ぶことができており、今後も患者さんに安全・迅速なIVRを行えるよう精進して参ります。


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