日本DMAT研修に参加しました!

平成30年6月4日~6日、災害医療センターで開催された平成30年度東第1回日本DMAT隊員養成研修に当センターの澤田先生が参加しました。
当センターに所属する医師としては、6人目の日本DMAT隊員になります。

DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは災害派遣医療チームのことで、災害拠点病院である当院には多くのDMAT隊員が勤務しています。

災害は発生地域により「局地災害」と「広域災害」の大きく2つに分かれますが、今回の研修は日本国内で発生した広域災害に対応するDMAT隊員を養成する研修になります。

日本DMAT隊員養成研修は本来4日間の研修ですが、澤田先生は昨年、群馬県内で発生した局地災害に対応する群馬DMAT隊員養成研修に参加しているため、2.5日間の研修を受講することで日本DMAT隊員の資格を得ることができます。

研修では局地DMAT研修で学んだ内容に加えて、広域災害におけるDMATの活動、広域医療搬送、航空機内での医療活動、Staging Care Unit(SCU)での医療活動などが受講内容に含まれます。

特に、最終日には広域搬送の拠点となるSCUでの活動を想定したシミュレーション実習を行い、SCUに次々と搬送される患者さんを適切かつ迅速に広域搬送するための対応を学びました。

今後も当センターではDMAT隊員を養成し、災害時にも適切かつ迅速に対応できるよう、努めて参ります。

UDME養成研修会に参加しました!

平成29年12月14日~15日、東北大学災害科学国際研究所で開催された平成29年度国立大学附属病院 大学病院災害管理技能者(UDME)養成研修会に当院のDMATチームが参加しました。

本研修は、国立大学病院が災害発生時にその社会的責務を果たすため、災害対応計画の策定に関与し、平時から災害資機材の管理・整備に従事し、訓練を実施する際には大学病院職員を指導・教育する役割を担う大学病院災害管理技能者(UDME:University Hospital Disaster Management Expert)を養成することを目的としています。

本研修には全国の国立大学病院から医師・看護師・薬剤師・事務職員が1チームとして参加し、2日間に亘って研修が行われました。

研修1日目は、東日本大震災における東北大学病院の対応に関する講義や、災害対策マニュアルに関するワークショック、さらにトリアージ・災害診療記録・衛星携帯電話などの実技訓練を行いました。

また、研修2日目は、東日本大震災の際に東北大学病院長として対応に当たられた里見進先生(現:東北大学総長)による特別講演の他、熊本地震に関する講義、職種別の研修などが行われました。

特にワークショップでは、国立大学病院の職員が集まりディスカッションを行うことで、災害時の対応について大学病院に共通する課題や、地域や大学の規模によっても異なる問題があることが明らかになり、当院がリードできる内容もあれば、さらに検討すべき課題があることがわかりました。

また、里見先生の講演をはじめ、東日本大震災の際の東北大学病院の対応に関する講義も、被災地の大学病院がどのように活動すべきか参考になる内容であり、災害時に国立大学病院同士で連携することで被災地の医療にどのように貢献できるかがわかりました。

本研修を通して、平時から災害対策マニュアルの策定や災害訓練を通して災害に備えることの重要性を改めて認識するとともに、国立大学病院間のネットワークを強化し、災害対策の質向上に繋げていけるよう今後も努力して参ります。

院内災害訓練を実施しました!

平成29年12月3日、平成29年度群馬大学医学部附属病院 大規模災害発生時の被災地受入訓練(トリアージ訓練)を開催しました。
当院は災害拠点病院に指定されており、平成25年より毎年、大規模災害を想定した院内災害訓練を開催しています。

主に当センター医師・看護師を中心としたDMATチームがコーディネーターとなり、当院の医療スタッフ、事務職員、医学部学生や留学生、他の医療機関のDMATチームなど、総勢約270名が参加しました。

今回は「同日朝8時に震度7の地震が発生し、多くの傷病者が発生した」ことを想定し、多数傷病者の受入を訓練しました。

今年で5回目となる本訓練は、毎年度想定を変えながら行われており、特に今年度は、①地震の影響で電子カルテが利用できない②傷病者に災害弱者(外国人、子供、高齢者等)の方も含まれるといった想定が付与されました。

特に電子カルテシステムが使用できないという想定は、災害時には起こり得ると考えられ、紙ベースによるカルテ記載や検査のオーダリングの手順を再確認することができました。
また、外国人患者さんについても翻訳カードや通訳のできる職員も交えながら、患者さんが安心して診療を受けられるように対応の手順を確認しました。

多数傷病者の受入を行うにあたり、トリアージから赤(最優先治療群)、黄(待機的治療群)、緑(軽症群)各ブースでの治療の流れを確認をし、職員が災害時に何を行うべきかを習得し、災害対応に対する意識を高めることができました。

今後も当院では、院内災害訓練をはじめとして、災害発生時にも円滑に対応することができるように、引き続き努力してまいります。

渋川・前橋消防・群馬DMAT合同夜営訓練に参加しました!

平成29年9月29日(金)、群馬県消防学校で開催された渋川広域消防本部・前橋市消防局・群馬DMAT合同夜営訓練に 当センターの大嶋教授をリーダーとするDMATチームが参加しました。

当日は、夜間での災害医療活動を想定し、消防職員と県内各病院のDMATチームが合同で訓練を行いました。

まずは狭小空間での救護救出を想定し、訓練用に作成した「瓦礫の下」を模した狭いスペースの中に医師や看護師が実際に潜り込んでの体験をしました。これはいわゆる「瓦礫の下の医療」と呼ばれるような、崩壊した建築物の中で行う医療活動を想定しています。

また、災害時の医療活動の際、DMATは自給自足が原則とされています。そのため、食事も当院から持参した非常食を調理したものを摂っています。

最後に、秋の肌寒くなってきた天気ではありましたが、参加者全員がテント内での夜営を行い、朝に は撤収して病院に帰院しました。

実際の災害現場ではより過酷な環境が想定されますが、今回の夜営訓練では出動から帰院までの課題を改めて考える機会になりました。

今後も当院DMATチームはこうした訓練を通して、災害時でも円滑に活動できるよう日々努力して参ります。

群馬県総合防災訓練に参加しました!

平成29年9月2日、渋川市北橘総合グラウンドで開催された平成29年度群馬県総合防災訓練に当センターの大嶋教授をリーダーとするDMATチームが参加しました。

本訓練は、群馬県内災害拠点病院DMATだけでなく、自衛隊・警察・消防などの各機関が集まり、緊密な連携、協力のもとに様々な訓練を実施しました。
地域住民やボランティアも参加して、いざという時の災害への備えや行動も確認します。

訓練では、震災対応及びテロ対策を想定しており、特に震災対応については避難から、情報収集、消火活動、家屋・車両からの救助、炊き出しなど様々な機関が協力するからこそできる総合的な内容となっていました。

また、会場には体験展示エリアもあり、公的機関や民間企業、ボランティア団体等が災害時の備えや対応についての展示を行っていました。

この訓練のように災害時には医療機関だけでなく、行政や民間も含め多くの方々が協力しなければ、適切な対応はできません。

災害時に各機関と円滑に協力した活動を行えるようにするために、今後も当院DMATチームは、こうした訓練に積極的に参加していく所存です。


⇑ ブログTOPに戻る