院内災害訓練を実施しました!

平成29年12月3日、平成29年度群馬大学医学部附属病院 大規模災害発生時の被災地受入訓練(トリアージ訓練)を開催しました。
当院は災害拠点病院に指定されており、平成25年より毎年、大規模災害を想定した院内災害訓練を開催しています。

主に当センター医師・看護師を中心としたDMATチームがコーディネーターとなり、当院の医療スタッフ、事務職員、医学部学生や留学生、他の医療機関のDMATチームなど、総勢約270名が参加しました。

今回は「同日朝8時に震度7の地震が発生し、多くの傷病者が発生した」ことを想定し、多数傷病者の受入を訓練しました。

今年で5回目となる本訓練は、毎年度想定を変えながら行われており、特に今年度は、①地震の影響で電子カルテが利用できない②傷病者に災害弱者(外国人、子供、高齢者等)の方も含まれるといった想定が付与されました。

特に電子カルテシステムが使用できないという想定は、災害時には起こり得ると考えられ、紙ベースによるカルテ記載や検査のオーダリングの手順を再確認することができました。
また、外国人患者さんについても翻訳カードや通訳のできる職員も交えながら、患者さんが安心して診療を受けられるように対応の手順を確認しました。

多数傷病者の受入を行うにあたり、トリアージから赤(最優先治療群)、黄(待機的治療群)、緑(軽症群)各ブースでの治療の流れを確認をし、職員が災害時に何を行うべきかを習得し、災害対応に対する意識を高めることができました。

今後も当院では、院内災害訓練をはじめとして、災害発生時にも円滑に対応することができるように、引き続き努力してまいります。

渋川・前橋消防・群馬DMAT合同夜営訓練に参加しました!

平成29年9月29日(金)、群馬県消防学校で開催された渋川広域消防本部・前橋市消防局・群馬DMAT合同夜営訓練に 当センターの大嶋教授をリーダーとするDMATチームが参加しました。

当日は、夜間での災害医療活動を想定し、消防職員と県内各病院のDMATチームが合同で訓練を行いました。

まずは狭小空間での救護救出を想定し、訓練用に作成した「瓦礫の下」を模した狭いスペースの中に医師や看護師が実際に潜り込んでの体験をしました。これはいわゆる「瓦礫の下の医療」と呼ばれるような、崩壊した建築物の中で行う医療活動を想定しています。

また、災害時の医療活動の際、DMATは自給自足が原則とされています。そのため、食事も当院から持参した非常食を調理したものを摂っています。

最後に、秋の肌寒くなってきた天気ではありましたが、参加者全員がテント内での夜営を行い、朝に は撤収して病院に帰院しました。

実際の災害現場ではより過酷な環境が想定されますが、今回の夜営訓練では出動から帰院までの課題を改めて考える機会になりました。

今後も当院DMATチームはこうした訓練を通して、災害時でも円滑に活動できるよう日々努力して参ります。

群馬県総合防災訓練に参加しました!

平成29年9月2日、渋川市北橘総合グラウンドで開催された平成29年度群馬県総合防災訓練に当センターの大嶋教授をリーダーとするDMATチームが参加しました。

本訓練は、群馬県内災害拠点病院DMATだけでなく、自衛隊・警察・消防などの各機関が集まり、緊密な連携、協力のもとに様々な訓練を実施しました。
地域住民やボランティアも参加して、いざという時の災害への備えや行動も確認します。

訓練では、震災対応及びテロ対策を想定しており、特に震災対応については避難から、情報収集、消火活動、家屋・車両からの救助、炊き出しなど様々な機関が協力するからこそできる総合的な内容となっていました。

また、会場には体験展示エリアもあり、公的機関や民間企業、ボランティア団体等が災害時の備えや対応についての展示を行っていました。

この訓練のように災害時には医療機関だけでなく、行政や民間も含め多くの方々が協力しなければ、適切な対応はできません。

災害時に各機関と円滑に協力した活動を行えるようにするために、今後も当院DMATチームは、こうした訓練に積極的に参加していく所存です。

DMAT技能維持研修に参加しました!

平成29年8月11日~12日、群馬県庁で開催された関東ブロックDMAT技能維持研修に萩原講師、青木助教、石坂看護師、八島薬剤師が参加しました。

以下、青木先生からの報告です。

皆様こんにちは、救急医学の青木です。

今回、私は群馬県庁で行われた関東ブロックDMAT技能維持研修に参加して参りましたのでご報告させて頂きます。

DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とはその名前の通り、災害時に活動する医療チームです。

DMATの訓練と聞くと、災害時の所謂がれきの下の医療等を想像する方が多いのではないでしょうか?

実は今回の研修はそういった体を動かす実働研修ではなく、机上訓練、更にはEMIS(Emergency Medical Information System)というパソコン上での情報入力作業の訓練がメインの研修でした。

現在の情報化社会ではとにかく情報を制することが重要なのは言うまでもありません。このEMISを使用することでより迅速に被災地の状況を知り、より円滑に医療活動を展開することができるわけです。

EMISの入力作業についても、私がDMATの資格を得てから時間が経っていたこともあり、システム自体がかなり変更されていました。やはりこういった技能維持研修に定期的に参加することが非常に重要だと感じました。

今年の12月には、実働訓練が開催されますのでそちらにも参加する予定です。今回の研修で得た知識・技術を活かして、災害時にも迅速に活動ができるように頑張りたいと思います。

群馬DMAT研修に参加しました!

平成29年7月8日(土)、前橋赤十字病院で開催された第5回群馬局地DMAT研修に当センターから大嶋清宏教授、一色雄太先生、澤田悠輔先生、寺島俊太副看護師長が参加しました!
大嶋教授はインストラクターとして、その他のスタッフは受講生として参加しています。

研修は群馬県内の各災害拠点病院からインストラクター、受講生(医師、看護師、業務調整員)が集まり、2日間にわたり行われました。

DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは災害派遣医療チームのことで、災害拠点病院である当院には多くのDMAT隊員が勤務しています。

災害は発生地域により「局地災害」と「広域災害」の大きく2つに分かれますが、今回の研修は群馬県内で発生した局地災害に対応するDMAT隊員を養成する研修になります。

研修内容は主に講義と実習に分かれており、災害医療の概論や、無線の使用方法、トリアージ方法など災害現場で必要な知識・技術を学びます。

特に研修の最後には、局地災害における現場救護所を想定した総合訓練を行い、研修で学んだ内容を活かして活動を行いました。(写真は総合訓練の様子です。)

今回の研修により、受講生の3人は群馬DMATとして県内の局地災害に出動できるようになります。

当院の他のDMAT隊員とも協力して、災害時には迅速かつ適切な活動ができるよう、今後も日々の臨床や訓練に努めていく所存です。


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