日本救急医学会専門医指定施設に認定

群馬大学大学院医学系研究科救急医学 群馬大学医学部附属病院 救命総合医療センター


     

ごあいさつ

ごあいさつ

救急医学 教授
大嶋清宏

 ようこそ,群馬大学大学院医学系研究科 救急医学のホームページへ! 我々の教室は、1997年1月に群馬大学医学部救急医学講座が開設され、初代教授に飯野佑一先生が就任されて以来、今年で15年目を迎えた大変若い教室です。2010年3月に飯野教授が御退官され、同年7月に現教授である私が第2代教授に就任いたしました。

 「救急医療」「救急医学」と聞くと、みなさんはどんなことを想像するでしょうか?心肺停止や多発外傷症例などの超重症患者を目の前にして颯爽と活躍する・・・そんな光景を思い浮かべるでしょうか?そのような仕事も我々の重要な任務ですがそれだけではありません。

 病院には様々な専門医の先生方が大勢いらっしゃいます。しかし、患者さんは初めから「私は○○病です」とタスキに書いてやってこられるわけではありません。特に緊急を要するような場合には、呼吸循環の安定を図りながら、問診、診察から迅速に鑑別診断を挙げ検査を進めていき、その結果専門医による診療の必要の有無を判断する-このような「初療」も我々の(我々にしか出来ない)大切な仕事です。「救急医療は医の原点」と言われる所以です。

 群馬大学医学部附属病院救急外来には、1次~3次まで実に様々な患者さんがいらっしゃいます。従って、上述したように、common diseaseを含めた多様な疾患の初療にあたることから心肺蘇生まで幅広く対応しています。また、我々の特色の1つとして、救急部として入院ベッドも有しており、入院加療が必要な救急疾患に対しては自分達で主治医となり入院加療も行っています。集中治療を要するような救急症例も集中治療部と協力しながら治療にあたっています。

 救急医学に携わる者は、幅広い知識と迅速な判断、さらには的確な処置が必要とされます。そして何より、たくさんの専門医の先生方や多くのコメディカルの方々との良好な関係が不可欠であるこの分野では、救急医は常に「Be nice!」であることが必要です。我々は、救急医療を通じ医師としてのみならず、社会人としての素養を磨き、救急医学の進歩・発展、および地域医療を中心とした救急医療の発展に貢献すべく、実際の臨床活動は勿論のこと、救急医学に関連した様々な臨床研究や基礎的研究や救急医療関連の啓発活動に積極的に取り組んでいます。



特に、

  • 救急医療のプロフェッショナルとしての地域医療貢献
  • 救急科専門医指定施設として次世代を担う若手救急科専門医の育成
  • 様々な救急疾患の病態生理の解明
  • 救急疾患に対する新たな治療法の開発
  • 救急医療の現場を知る者として、医療従事者のみならず一般市民に対する救命処置法やその他の救急処置手技啓発の推進

等に重点を置いた活動を目指しています。


 これを読んでくださっている貴方・貴女はきっと救急医療に熱い思いを抱いているに違いありません。その熱い思いを胸に、初療から集中治療まで幅広く奮闘する私たちと一緒に、「救急医療」という沃野で思う存分活躍してみませんか?皆さんがいらっしゃるのを、教室員一同、心から歓迎いたします!!


救急医学 教授
大嶋清宏