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災害医療(DMAT)

DMAT

Disaster Medical Assistance Team

DMAT (Disaster Medical Assistance Team)とは、「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義され、医師・看護師・業務調整員で構成される医療チームである。1995年に発生した阪神・淡路大震災では約500名の「防ぎ得た災害死」が存在したとされ、それを機に日本DMATが発足した。当院では現在日本DMAT隊員が19名、群馬DMAT隊員が9名存在しており(2022年8月時点)、下記のように全国規模の災害、局地の災害に対して派遣活動を行っている。

2011年3月 東日本大震災へDMAT派遣

2016年4月 熊本地震へDMAT派遣

院内災害訓練

当院は2012年より災害拠点病院に指定されており、翌年2013年より大規模災害を想定した院内災害訓練を毎年開催しています。特に多数傷病者の受入れを中心にした訓練内容となっており、傷病者搬送からトリアージを行い、赤(最優先治療群)、黄(待機的治療群)、緑(軽症群)各ブースでの治療の流れについて確認をしています。
また、訓練時には、電子カルテが利用できない、傷病者に災害弱者(外国人、子供、高齢者等)の方が含まれるといった想定を毎年変更しながら行っています。
当センターの医師・看護師を中心としたDMATチームがコーディネーターとなり、当院の医療スタッフ、事務職員、医学部学生や留学生、他の医療機関のDMATチームなど、総勢約300名が参加しており、国立大学病院としては大規模な訓練となっています。